・2025年度第1四半期は「インターネットサービス」「フィンテック」「モバイル」の全セグメントにおいて前年同期比で増収。当期連結売上収益は第1四半期として過去最高の5,627億円(前年同期比9.6%増)を計上。楽天カードにおける取扱高増加、金利上昇を背景とした楽天銀行の増収を受けてフィンテックが好調、インターネットサービスにおける国内ECおよび海外事業の好調に加え、「楽天モバイル」の契約回線数増加が増収に大きく貢献。
・楽天モバイルの増収による損失改善や楽天銀行、楽天ペイメントの大幅増益等を背景に第1四半期の連結Non-GAAPは前年同期比251億円改善し、営業損失は3億円に。事業活動におけるキャッシュ・フロー創出力を評価する指標として楽天グループが重視しているEBITDA(注1)において、第1四半期の連結EBITDAは前年同期比51.4%増の799億円の黒字を達成。「楽天モバイル」単体の固定資産税を除くEBITDAにおいて、1億200万円の四半期黒字化を達成。2025年通期EBITDA黒字化に向けて好発進。
・2025年に満期(注2)が到来する有利子負債については、ハイブリッド債のリプレイスメントも含め、全ての資金を確保済み。2026年以降に満期(注2)が到来する有利子負債についても、多様な資金調達手段を有している。2026年4月に初回コール日を迎えるドル建て永久劣後債について、初回コール日での期限前償還を実施する方針に、変更はない。